紅型教室の、
体験の流れを
写真と動画でご紹介いたします
*体験の種類によっては、型置きなどの下準備済みで 5から体験していただくお教室もあります♪1、型紙選び2、位置決め3、型置き(糊置き)4、ドライヤーで乾燥5、配色(はいしょく)6、隈取(くまどり)7、自然乾燥&色の定着 <ここからはご自宅での作業になります)>
8、水元(糊落し)1、型紙選びお好きな型紙を選びます。
2、位置決め型紙が決まりましたら、生地のどこに柄を置くか決めます。
3、型置き(糊置き)米ぬかやもち米が原材料の糊に、
色を付けるために群青の顔料を足した米糊を使用して、型置きをします。
ヘラを使ってまずは、真ん中から手前半分を埋めていきます。
次は真ん中から上に。型紙がずれないように注意します。
型紙の厚さくらいをめやすに均等に糊をのせます。
糊が乾いてしまわないように
すぐに型紙を端っこから上に優しく持ち上げてはがします。
4、ドライヤーで乾燥ドライヤーで完全に乾かすと
糊でマスキングされた状態になっています。
(本来は、半日か一日位、自然乾燥させます ^^)
5、配色(はいしょく)糊でマスキングされていない所に、パーツごとにお好きな色を刷り込んでいきます。
微かに、かさかさかさと筆の音がするくらいの力加減で筆を動かします。
白いところがなくなるまで、パーツを染め終えたら
配色完了です。
この後、もう一度最初にのせた色から
二度塗りをします。
二度塗りすることによって、格段に発色がよくなります ^^
1度目の配色の動画です。かさかさかさかさーーー。
6、隈取(くまどり)配色とは別に用意している隈専用の色を使います。
配色に対する隈の組み合わせが昔から決まっていて
その対応表を見ながら隈取をしていきます。
隈取の作業では筆を2本使います。
めんそう筆で色をとって、隈を入れたいとこにちょっとだけつけます。
つけた色を、刷り込み刷毛で、円くこすってぼかします。
先っぽや真ん中にお好みで入れていきます。
こんな感じでぼかしながら刷り込んでいきます ^^
7、自然乾燥&色の定着 (ここからはご自宅での作業になります)
1日以上、自然乾燥させたら
染めた面に当て布をして、ドライの高温でしっかりアイロンします。
アイロンの熱で、色が定着します。
一度アイロンをはずして、布を振って熱を逃がし
糊のところを折ってみて、「ぱきっ」と潔い音がしたらOKです。
その日の湿度などによって、糊の乾燥具合も変わりますので
糊が焦げないように注意して行います。
8、水元(糊落し)お水かお湯をたらい等にはって、生地をひたします。
(水温は、何℃でもOK)
30分~1時間程度で、糊と余分な色が浮いてきます。
お湯の中で布を動かしてみて、糊がずずっとずれるようになったら
シャワーの水圧で糊と余分な色を飛ばします。
この時、こすったり揉んだりすると、色が薄くなりますので
できるだけ摩擦は避けてください。
糊のあったところを撫でてみて、ぬるぬるするところがあったら
そこにはまだ糊が残っているということなので
新しい水に入れて、糊が溶けるのを待ちます。
30分位したら、シャワーで飛ばします。
これを繰り返して、完全に糊を落としてください。
(糊が残っていると、そこにカビが生えてしまう原因になったりします)
軽くタオルドライして、干します。
乾いたら、染めていない面からアイロンを当て
(染めた面への摩擦を避けるためです ^^)
とうとう完成です♪
あなただけの色合いの紅型のできあがりです ^^
[8回]